先日個別レッスンにきて頂いたお母様が保育園での生活のお話しをして下さいました。
大抵の方からは、保育や療育施設の現場での疑問を感じる話を伺う事が多いのですが、その話はとても工夫を感じるお話でした。
そのお子様は、荒関式のDVDを始め、個別に来て頂いてから行動面での変化が表れ、ことばが増え、保育園や療育施設で驚かれたといいます。
保育園では、少し前までは登園してから自分のタオルをかける場所を理解しておらず、適当な場所にかけていたそうです。
お母様が知育の内容などを保育園の先生にお話しした所、その先生は、タオルをかける場所に鈴をかけ、「視覚」で覚えられるように工夫をしてくれたのです。
保育の現場では、一人ひとりに絵のマークがあるのですが、そのお子様は自分のマークを理解していませんでした。
ですが、鈴をつけるようになってから自分の場所を理解して、間違わなくなったそうです。
そして、覚えてきた頃に鈴をなくしたそうですが、その頃には自分のマークの認識をし、タオルを正しい場所にかける事が出来るようになったそうです。
療育の場所でなくても、先生のちょっとした工夫でお子様方は伸びていくことを感じるお話でした。