最近子ども番組などでも時々耳にする「オノマトペ」というものがありますが、これはフランス語の言い方で、日本語では擬音語、擬声語、擬態語の事を示しています。
日本語は他の国のことばに比べて「オノマトペ」が多いそうです。
例えば英語では、「見る」という動詞で「see」「look」「watch」などいくつかの言い方があります。
日本語では「見る」は一つです。
ですが、「オノマトペ」を使うと「じろじろ見る」「じっと見る」「そっと見る」などの言い回しで、物事の様子を伝える事が出来ます。
お子様に知育や、絵本を読んでいる時、この「オノマトペ」を使ったことばはお子様に入りやすいと感じます。
「踏切の音がカンカンカンと聞こえるね。」
「いただきます。もぐもぐ」
「手をゴシゴシと洗おうね。」
「ジュースをゴクゴクと飲もう。」
「星がキラキラときれいだね。」
など沢山の言い回しがあります。
私の息子は、踏切の「カンカンカン」がことばの始まりでした。
親御様は、ことばの名詞や動詞を最初に求めがちですが、まずはお子様が理解しやすい「オノマトペ」も取り入れながら沢山語りかけをして頂きたいと思います。