友人の子どもが幼稚園に通っていた2年間、発達が遅れている事に許可を得て入園したはずであったにも関わらず、先生にずっと「みんな出来ているのに、○○君だけが出来ていない」「みんなの足を引っ張っている」など毎日の様にマイナスのことばをかけられながら過ごしていました。
それ以外にも問題はあったのですが2年もの間、この様なマイナスのことばをずっとかけられていた事により、彼はすっかり自信を失い、「自己肯定感」が低くなってしまいました。「どうせ僕なんか…」という感じになり、チャレンジをしようとしなくなってしまいました。
ですが、その園を退園し他園に移り、肯定的なことばかけがあったおかげで、少しずつ「自己肯定感」を取り戻してきました。
その中でも効果的であったのが、「運動」でした。
知育でも「出来た」という感覚は味わえますが、彼は「運動」により自分自身の体を動かす事で「出来た」という感覚をより味わう事が出来たのだと思います。
そして、親御様が一緒に「運動」をするという事がやる気を増進させたのだと思います。
一緒に体を動かし、共感し、褒めるという事がお子様の「自己肯定感」につながり、ことばのスイッチをも押していくのだと思います。