私は息子を育てながら、私たちが普通に行ってきた事が息子や発達の遅れがあるお子様にとっては、ハードルが高いものがあるという事に気が付きました。
特に息子が幼稚園に入園し、保育参観で彼の様子を見て感じる事が多くありました。
他のお子様は、きちんと指示を聞き工作をしたり、準備をしたりしているのにも関わらず、一人自分の好きな絵本を持ってきて見ていたり、ごろごろしたりウロウロしたりしていたのです。
年少の運動会ではダンスをする事なく棒立ち、年中の発表会では劇の間にフラフラとして奇声をあげ、いつ舞台上からいなくなってしまうのかとそれはもうハラハラしたものでした。
ですが、知育や運動を積み重ね、その高いハードルを少しずつクリアしてきています。
年長になった頃には、保育中に座っている時間が増え、指示も通るようになっていきました。
親御様は「こんな事も分からないのか」と落胆される事もあるかもしれませんが、私はそのような時には、まず何故それが分からないのかを細かく考える様にしています。
そうする事でお子様の躓きポイントが見えてくるからです。
日々の気付きはことばを導いていく為にも大変有効です。
まずは気付く事から始めていきましょう!!