毎日の生活の中で、お子様がする行動の中に親御様がやめてほしいと思われる行動があると思います。
私の息子も、刺激を求めて奇声を上げたり、手を叩いて音を出したりと、私が不快に感じる行動を繰り返していた時期がありました。
ですが、その時に大切な事は「ダメ!」「やめて!」など否定だけのことばを使わない事です。
奇声や音を出すなどは、脳への刺激を求めて行っている行動なので、突然やめる事は出来ません。
そこで、役にたつのが回数を決めて行う事です。
私の場合、息子が手を叩く行動をしている時には「3回やったらおしまいだよ。」と言い聞かせ、実際にやり始めたら「1、2、3、おしまい」と彼がその行動をする度に声かけを行いました。
これを繰り返していく事により、徐々に自ら数え、3回でやめるようになっていったのです。
そして、回数を定められ、意識を向ける事により自然にその行動はなくなっていきました。
親御様自身がイライラしている時にはつい否定する言葉かけをしてしまう事があると思います。
お子様自身も行動を制止されるより、やっても良い(でも、3回だけ)と決まりがあった方がフラストレーションがたまらないと思います。
肯定感も交えながら、上手に付き合っていきましょう。