子ども達の体力測定を見ていた時の事です。
腹筋が一回も出来ない子どもがいて、とても驚きました。
運動療育の先生は、出来ないのではなく「やり方が分かっていないんですよ」との事でした。
出来ない子どもを見ていると、頭だけを上げようとしていて体が上がってこないのです。
そして先生はこう話されました。
「出来ない訳がないんですよ。大便を我慢する時に使っているのは腹筋なので」と。
この様に発達障害児と言われている子どもであろうとなかろうと、「やり方が分かっていない」と出来る事も出来ないのです。
私たち教える側が「やり方が分かる」様にしていくことが大切なのです。