先日、発達に遅れのあるお母様とお話をしていたのですが、「年々、症状がひどくなっている。でも改善しなければいけない。」と言われていました。
そのお母様は、発達障害に関する本をかなり沢山読んでおられて、様々な知識がありました。
ですが、彼女のお子様は奇声をあげ、椅子に座っていられず、暴言を吐くなど問題行動が山積みで困っておられました。
6歳までの間、彼は自分に合わない幼稚園に通ってしまったこともあり、否定される事が多かったそうです。
そして、自己肯定感を失ってしまい、自傷行為をしてしまう様になったのだそうです。
お母様も「いいと言われたものは全てやった、トランポリンも買ったし、運動も取り入れたけれども続かない。
いいと言われている音楽を流したりもしたけれど、改善しない」と。
ですがよく聞いていると、毎日必ず続けている事がなく、お母様自身が疲れてしまっているのです。
知育もしたと言われていましたが、小学校に入った今も数字の並びを理解しておらず、運動も嫌がってしないとの事でした。
本を読み知識を得る事はいい事だと思います。
ですが、お子様は必ずしも本の通りの行動をしてくれません。
いくら知識だけがあっても、お子様への家庭教育を実際に積み重ねていかなければ何も変わらないという事なのです。
脳の90%が出来る6歳までの時間を大切に日々積み重ねていきましょう!!