発達障害と言われているお子様の問題行動として、くるくる回る、ジャンプし続ける、姿勢保持が出来ない、高さや動きに対して恐怖感や不安を感じやすい…など私たちには理解しづらい行動がいくつかあると思います。
これらの動きは、前庭感覚(平衡感覚)と言われている部分を上手く処理出来ていない為に起こると言われています。
私たちは、耳の奥にある三半規管や耳石器で重力、直線、回転の3つの加速度を感じ取っています。
この機能が上手くコントロールできないと上記の行動が表れるという訳です。
この前庭感覚を鍛える遊びとしては、ブランコや滑り台、トランポリンなどがありますが、恐怖の感情を抱くお子様の場合には、触れ合い遊びで親御様が抱っこしてあげながらゆったりと揺らすなどの動きから始めてあげるといいと思います。
私たちは基本的に「目」でバランスをとっています。
その為、「目をつぶって片足立ちをしてみて」と言われると、途端にバランスがとれなくなってしまいます。
休みの日には、公園でブランコ、滑り台で沢山遊びながら平衡感覚を養っていきましょう!!