インターネットで発達の遅れなどを調べてみると、「オウム返し」になるという項目がでてきます。
「何も発語をしなかった我が子が、ことばを発したかと思えばオウム返しばかりなんです。」というお悩みも良く聞きます。
さて、ここで考えて頂きたいのがなぜ「オウム返し」になるのか?という事です。
例えば「お名前は?」と聞くと定型発達のお子様は自分の名前を言うと思います。
ですが、ことばの遅れがあるお子様は「お名前は?」→「おなまえは」というような返しになる事が多々あります。
この時、「お名前は?」という質問の理解をしていないという事が浮き彫りになりましたね。
しかしそのままでいいはずがありません。
ここから親御様がする事は、質問の答え方をも手本を見せて教えていくという事なのです。
手本を何度も見て真似していくことで、意味が理解されていくので、「オウム返し」は減っていきます。
積み重ねで理解を深めていく事が大切なのです。