療育先に行くと、お子様をくすぐるなどのスキンシップ遊びの場面を多く見かけます。
私はいつもその場面に遭遇する度に「それだけで「ことば」を導きだしていけるのだろうか」と思っていました。
つまり、何故その行動をするのかの説明が療育者からなかったという事です。
私の息子は当時4歳3か月で、笑ったり泣いたりする以外は殆ど声を発する事がなかったのです。
ですが、スキンシップ遊びの良さは声を発するという事にあります。
お子様は無理矢理話をさせようとしても、話そうとはしないものです。
そこで、スキンシップ遊びは声を自然と発するいいきっかけになるという事です。
くすぐりだけではなく、手遊びなどもとても有効です。
私も個別レッスンの中で、手遊びを入れたりしますが、少し口を動かしたり、手を真似したり、少し声を出したりと反応が見られる事があります。
また、初めは反応を示さなくても繰り返していく事により、反応が変わってくるものです。
親御様にも様々な知育や運動をしながら、合間に声を自然に発するような事を取り入れて頂きたいと思います。