お子様の奇声、こだわりなど日常的に問題行動を起こす事があると思います。
その時、ただ「やめなさい」と制止するだけでは、大抵その行動をなくす事は出来ないものです。
私の息子は、知育や運動を始め様々な刺激が入った事で、成長と共に自分の気持ちを言葉に出来ないストレスを感じる事も多くなっていきました。
奇声を出し、パンパンという刺激を求めて手を叩き、音の刺激を求めるようになり困ったものでした。
勿論、やめるように声かけをすると一旦は止まるものの、完全にやめる訳でもなく、数分後には同じ行動の繰り返しで、どうしたものかと思いました。
その時、荒関先生から「手を叩いて刺激を求めている時に、手を胸に当ててトントンするようにしてみてはどう?」というアドバイスを頂きました。
また、刺激を求めて落ち着きがなくなってきた時には、彼の好きな電車や食べ物をプリントしたハンカチを作り、別の事柄に意識を向かせるように変えていきました。
この時に大切であるのが、ただ制止するのではなく、別の事柄に置き換えるという事です。
お子様が奇声を出している時に、お子様の好きな玩具を出す、運動をするなど別の行動に促すという事も有効であると思います。
他害(噛みつき、ひっかき、つねるなど)の問題行動を起こす時には、何故それをしてはいけないのかをしっかりと説明する事もとても大切であると思います。
親御様も大変であると思いますが、根気よく、そしてお子様に合った対処を考えていきましょう。