私たち大人は、生活の中での「曖昧さ」が心地よいという事があるのではないかと思います。
例えば、いつもはジョギングをしているけれど今日は寒いからやめておこう、いつもであればやるけれど、今日は忘れてしまった「まあいいか」などです。
荒関式を始められて、毎日知育や運動、絵本読みなど様々な事を頑張っておられると思います。
ですが、普段知育や運動、絵本読みをしていない生活を送られてきて、ましてや子どもと接する仕事をしてこなかった方は、急に様々な事にトライする事へのとまどいがあるのではないかと思います。
この時にしてはいけない事は、「今日は疲れたからやめよう。明日でいいや」という親御様の曖昧な態度であると私は思います。
お子様はまだ知育や運動、絵本読みが定着していないので、やったりやらなかったりの曖昧な態度が、お子様を不安定にする可能性があります。
そうすると、定着するまでにかなりの時間がかかります。
どうしても知育や運動が上手くいかなかった時には、絵本読みを頑張る、絵本が上手くいかなかった時には知育玩具でお子様と一緒に遊ぶ、一緒に運動をする、など毎日必ず何かを一緒にするという事が第一目標だと思うのです。
また、今日は特別にいいけど、明日はダメなど、約束を曖昧にする事もお子様が戸惑い、不安定になる原因につながると思います。
お子様には分かりやすく、はっきりとしたことばかけや接し方が大切であると私は考えます。