私が「荒関式」の荒関先生の元でことばクラスを直接受講していた頃、先生が「ことばには想像力が大切だよ」と言われていた事をよく覚えています。
ことばそのものは、名称がインプットされていく事により、アウトプットにつながっていきますが、その後二語文、三語文、そして会話につなげていく為には、物事を想像して考える事が大切です。
私たちが知育を行っている時、あえておもちゃの箱の音を子どもに聞かせ、聴覚から想像する。
見えない物を触りながら「これは何だろう、固いな、柔らかいな」と触覚から想像する。
そして、私たちがやって見せる事での視覚から想像力する。
様々な点からアプローチが出来る事が分かります。
ここでポイントとなるのは知育をしている時に、すぐに見せたり、答えを出すのではなく、あえてじらしながら出すなどの工夫が大切であるという事です。
こちらがすぐに何でもやってしまったり、答えを言ってしまうと子どもは自分で考えるという事をしなくなります。
ことばだけでなく、自分で考えるという事は生きていく上でとても大切な事です。
私自身も知育を行う時には、どんな風に遊ぶと子どもが魅力的に思うのか、楽しめるのかという事を考え行っています。
想像力を養いながら、ことばへとつなげていきましょう。